ひろしまドックパーク破綻

rirityan2006-12-12

 経営難から閉園した「ひろしまドッグぱーく」(広島市)で500匹余りの犬の多くが衰弱していた問題で、救援活動をした動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」(大阪市)は11日、今月で撤退すると表明し、全国から約6000万円の支援金が集まり、約5300万円が残ったことを明らかにした。


 寄付者らから「支援金の使途が不透明」といった指摘があり、林俊彦代表(59)が同ぱーくで記者会見した。


 林代表によると、これまでに使ったのは約710万円で、内訳は治療費約480万円、犬の運搬費用などの経費約230万円。余った金は、各地で殺処分を待つ犬のシェルター建設にあてるほか、新しい飼い主への去勢手術費の補助も受け付けるとしている。


 同団体は9月に救援に乗り出し、延べ6000人を超えるボランティアらとともに約530匹を新しい飼い主に手渡した。現在、園内に残るのは35匹。ボランティアの人件費がゼロだったこともあり、林代表は「思いのほか多く余った」と話している。シェルター建設については「ホームページで意見を募り、同意を得られなければ返金も考える」と説明している。


 一方、園の開設者で地権者の会社社長(64)は今月上旬、林代表に多額の金や土地を寄付するよう脅されたとして広島県警に恐喝未遂容疑の告訴状を提出した。林代表は会見で「恐喝の事実はない」と反論した。(朝日新聞)

しかし人間のすることでお金が絡むと必ず問題が起きるね。全国から善意のお金が6000万円も集まったのも驚きだけど、集まったお金のあまりの多さに目が眩んだ?と思えなくもないね。善意の寄付は無駄にしてはいけない。


救いは600匹の衰弱犬の中で530匹も新しい飼い主の手に渡って、今は幸せに暮らしていると思うと嬉しくなります。まだ53匹パークに残っているそうだけど、この犬たちも早く新しい飼い主が見つかると良いね。

丸腰のボランティア―すべて現場から学んだ

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