雪辱の第1歩・誓い新たに2010年ハンバーグで!

今回の日本選手団で最も輝いたフィギュアスケート女子の金メダリスト荒川静香が、同アイスダンス木戸章之に肩車されて閉会式場に入場した。
 人の波の上から晴れやかな笑顔を振りまき、手には3日前に自らのものになったドーナツ型のメダルが。競技日程が遅いため、調整の都合で開会式に出席できなかった分も、冬季スポーツの祭典のフィナーレを満喫した。
 長野五輪から8年を経て臨んだ2度目の五輪。その間には伸び悩みや2年前の世界選手権制覇、後輩たちの成長で激烈だったトリノの代表争いなどがあった。すべての経験を生かし、満を持して臨んだ勝負で堂々と演じ切った。
 勝利の直後から数々の祝福を受け、この日もトリノ市があるピエモンテ州などから金とダイヤモンドでつくられた5万ユーロ(約700万円)相当のティアラ(王冠形の髪飾り)を贈られた。
 「エンジョイできた。大会前は何とか特別に記憶に残る大会になればいいと思っていたので、そうなって良かった」と荒川。国内で人気の高まっているフィギュアにさらにホットな話題を届けた24歳は28日、大きな手土産を持って日本に凱旋(がいせん)帰国する。(時事通信トリノ五輪特集から)

今朝も早朝から起きてテレビに齧り付いていましたが、開会式同様フィナーレも芸術的で感動を呼びました。
閉会式の冒頭、ロープを伝って下りて来たパフォーマーを始め、五輪マークをバックに送風機にあおられ宙を舞う人はバランスが難しかったと思います。
日本は荒川静香選手の金メダル1個に終わりましたが、次回2010年のハンバーグへ向けて選手強化を含めて頑張って貰いたい。