減量きつい!フライ級変更へ・・?

rirityan2006-08-04

プロボクシングのWBA世界ライトフライ級王座を獲得した「亀田3兄弟」の長兄・興毅(19)=協栄=が、初防衛戦を行わずに王座を返上する可能性が3日、浮上した。亀田は前日、空位の王座を争った王座決定戦でフアン・ランダエタ(27)=ベネズエラ=に判定勝ち。初の世界戦で戴冠したが、不可解な採点とするファンからの“バッシング”が大噴出。協栄ジム金平桂一郎会長(40)は亀田の適正階級、1つ上のフライ級に戻し、野望でもある複数階級制覇の道を模索する。〔写真:初防衛戦は見られない!? 王座を奪取した亀田にフライ級への転級構想が急浮上した〕


 ベルトは獲った。19歳8カ月、国内3人目の10代世界王者の偉業もなった。だが、「KOと亀田はセット」と公言していた神話が崩れ、風向きが大きく変わろうとしている。迷彩色のつなぎにサングラス。この日、亀田は都内のTBSテレビで王座獲得から一夜明けた会見に、意気揚々と現れた。「まだ実感ないな」と照れたような笑顔を浮かべたが、新王者として祝福されるそのときに、進むべき道は揺れていた。


 “逆風”が亀田を直撃した。涙の戴冠劇となった前日の採点を巡り、「負けていた」「おかしい」とする声が全国から巻き起こった。1回にダウンを喫し、後半にはスタミナをロス。11回は立っているだけでやっとのグロッギーに。結果は2−1で勝利したが、常軌を逸したホームタウンディシジョン地元判定)と、まさにバッシングの嵐が吹き荒れている。もちろん、精いっぱい闘った亀田に罪はない。だが、防衛戦では2度と疑義のかかる闘いぶりは見せられない状況に追い込まれた。


 そこで浮上したのが、Lフライ級での防衛戦を行わず、転級するプランだ。そもそも、今回の世界戦にはこの試合以外にも選択肢があった。本来、亀田の適正階級であるフライ級(リミット50.8キロ)にはWBA、WBCの王座があり、今回初めて臨んだ1階級下のLフライ級(同48.9キロ)でもWBC王座がある。だが、いずれの王者も評価は高く、2階級下のミニマム級から上がってきたランダエタとの対戦を選び、チャンスを求めて階級を落とした背景がある。


 会見に同席した金平会長は「ジムの会長として第一に考えるのは選手の健康管理。(世界戦の)コンディションを見ると、この階級はきついのかなというのも事実。健康管理に響くなら、考えないといけない」と明言した。


 階級や防衛回数へのこだわりはない。むしろ、亀田の野望で公言してはばからない日本人初の「3階級制覇」へ向け、2つ目のターゲットとなるフライ級へ移るアイデアも現実味をおびる。


 王座決定戦で戴冠した新王者は、原則的に初防衛戦の相手を選べない「指名試合」となる。2位だった亀田の場合、1位ランダエタを破ったことで、指名挑戦者となるのは現在3位ビッキー・タフミル(32)=インドネシア=が有力。身長1メートル65のサウスポーで、苦戦したランダエタと同じようなスタイルという懸念もある。


 中継したTBSテレビではこの日、瞬間最高視聴率52.9%という数字には喜びながらも、大みそかに浮上する亀田の防衛戦計画には、一転して慎重な姿勢を見せた。ここまでイケイケのキャラクターで突き進んできた亀田だが、にわかな転級プランを含め、勢いが“失速”したかたち。ヒーローの進む先が、混とんとしてきた。(サンケイスポーツ)

またまたビックリしたネ!これだけ日本中に波紋を広げた疑惑のジャッジで「王座」を獲得したのだから、ここは潔く次の挑戦者を受けて防衛戦を行い、自他共に認める「王者」を決定して欲しいね。ライト級に転級するなら、それからでも遅くはないのではないかな?防衛戦が見られないのは残念至極としか言いようがないね。


それと亀田興毅はもっと礼儀正しい大人のボクサーになって欲しいね。世界に通用するボクサーになるには、やはり紳士的でないといけない。プロスポーツは全てに言えると思うけど、プロスポーツマンは少年少女の憧れの的だと思うので、そう言う子供たちに悪影響を及ぼすような態度や言動は謹んで貰いたいね。