東京では米軍・韓国が初参加

rirityan2006-09-01

防災の日」の1日、全国各地で大規模災害に備えた防災訓練が繰り広げられた。首都直下地震を想定した東京都など8都県市の合同訓練には、在日米軍や韓国のレスキュー隊が初めて参加。日本の首都を大地震が襲う、「その時」に備えた。


 東京都などの訓練では、在日米軍のヘリコプター2機とフリゲート艦がかけつけた。参加人数は明らかにされていない。都はこれまでも防災訓練で、都西部の横田基地を利用しており、今回は都から参加を要請したという。


 災害対策基本法では知事は指定公共機関などには必要な要請ができるが、米軍は対象ではない。都は人道支援の観点から国を通じて要請したといい、「首都直下地震では、消防や自衛隊だけでは必ずしも十分ではなく、米軍に後方支援をお願いしたい」としている。


 米軍は、阪神大震災新潟県中越地震で救援活動に協力している。広大な米軍基地を抱える沖縄では、03年から県の防災訓練に米軍が加わり、県庁からの応援要請のファクスを受け取る通信訓練を行っている。神奈川県でも防災訓練の時期に同様の訓練を続けている。


 1日の訓練では、横須賀基地(神奈川県横須賀市)の中型フリゲート艦「ゲイリー」が晴海埠頭(ふとう)に着岸。石原慎太郎都知事の視察後、帰宅困難者を想定した都職員約30人を乗せ、同基地まで運んだ。横田基地のヘリコプター2機は、同基地から都内の2カ所に医療物資の輸送を行った。


 これまで東海地震が重点だった国の総合訓練も、今年は首都直下地震に切り替えた。今後10年でマグニチュード7クラスの大地震が発生する確率は30%と切迫し、首都機能の維持が国際的にも大きな課題となってきたからだ。


 国は昨年秋、首都直下地震対策大綱をつくり、今年4月には応急対策活動要領を決めた。今回の訓練は、これまで検討してきた初動態勢がうまくいくかを確認する。


 マグニチュード7クラスの首都直下地震が発生すると、郊外の自宅に帰れない帰宅困難者は最悪で約650万人と想定される。都などの訓練では、自衛隊海上保安庁の船舶も荒川から千葉や神奈川県に帰宅困難者にみたてた職員を輸送した。


 首都直下地震では、膨大な負傷者への対応も課題になる。がれきの下から助け出す訓練には、韓国ソウル市のレスキュー隊員が加わった。


 神戸や仙台市からは災害派遣医療チーム(DMAT)が自衛隊機などで首都圏にかけつけた。負傷者の治療優先順位の決定(トリアージ)などの訓練にあたった。


 内閣府によると、この日、首都直下地震には7万2000人が参加。静岡や愛知など6県で行われた東海地震の訓練には約65万人が参加したという。(時事通信)

今日から9月ですネ、二百十日関東大震災記念日。台風12号の進路が気になります。近年は大きな地震が頻繁に起きて、国の内外を問わず大災害が発生して多くの人命を奪ってます。
昨夜も関東の横浜辺りで震度4の地震がありましたね。地震や台風など自然災害は人の力では防ぎようが無くて、後はいかに人的被害を少なくするかにかかってますね。
そのためには1億総国民、いざと言う時に慌てなくて済むように日頃から防災意識をしっかり持って、訓練や非常時の備えをしっかりしておくことは自己責任だと思います。その上での災難はもう運命かなぁ..( ̄へ ̄|||) ウーム
小泉さんは年寄りいじめの改革だけ残して、意気揚々と引退だ。