関西はシングル派・関東はダブル派？

市場調査会社インテージ(東京)2001年にまとめた、トイレットペーパーのダブルとシングルの使用状況調査によると、京阪神地区では「自宅でシングルを使う」が６９．４％で「ダブルを使う」が２９．８％で、シングル人気が明白になったそうです。
これに対して京浜地区では「シングルを使う」が４３．４％で「ダブルを使う」が５６．６％だった。
今度はメーカーの話として王子ネピア(東京)は「関東ではダブル、関西ではシングルが良く売れる」と話し大王製紙(愛媛県)も「売れ行きは関東がダブル６０％、シングル４０％で関西はダブル２０％でシングル８０％の売れ行き」またコープ神戸(神戸市)は「３対１の割合でシングルの方が良く売れる」と、どの会社も関西はシングルが良く売れてるようです。
では何故関西はシングル派なのか？「やはりシングルの方が安く感じられるのでは？」(王子ネピア)「関西ではコストを重視する人が多いのかも」(大王製紙)メーカーの他、専門家の間でも関西でシングルが売れる理由を「経済性を重視する関西人気質の表れ」と見ているようです。(ローカル新聞から抜粋)

そう言えば我が家もトイレットペーパーはシングルが多いような・・たまにダブルが取り付けてある時もあるけど、いずれにしてもバーゲンの時に買い込むのかな？
これを読んだみなさんは、一度トイレに入ってどちらが取り付けてあるか、確認してみては如何ですか？
ちなみに関東のダブル人気の背景について、大王製紙は「トイレットペーパーには古紙を再利用した再生紙とパルプ紙の２種類あるが、関東は元々中小の古紙メーカーが多かった。当時再生紙はパルプ紙より固く、ソフト感を持たせるためにダブルタイプを売り出し、それが広がった」と説明しているそうです。

20Q (ブルー)