浅田真央がショートプログラム(SP)で2位!

rirityan2006-03-08

フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(開催地:スロベニアリュブリャナ)2日目は、女子ショートプログラム浅田真央は56.10点で2位になり、韓国の金妍兒が60.86点で首位に立った。
2連覇を狙う浅田真央は、コンビネーションジャンプに組み入れたトリプルアクセル(3回転半)には成功したが、続けて跳んだ2回転ループが1回転となり大幅に減点された。
国際スケート連盟(ISU)によると、ジュニア・シニアを通じてISU主催の大会で女子選手がSPでトリプルアクセルを決めたのは史上初めてだそうだ。
15歳の浅田真央が新しい歴史のページを開いた。SPの冒頭でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功。国際スケート連盟(ISU)主催大会の女子SPでは史上初の快挙だった。
だが、SPの順位は2位。昨年は圧勝した大会で首位スタートを切れず「ちょっと複雑」と悔しさを覗かせた。トリプルアクセルから続けて跳んだ2回転ループが1回転になり、ルールで定めるコンビネーションジャンプの条件を満たさなかったために大幅の減点が響いた。
連覇への重圧からか、本来のはつらつとした滑りが影を潜め、表現力を評価する5項目の得点が伸びなかった。
シーズン前半はシニアの大会で快進撃したが、今大会では目標にしていた4回転ジャンプを見送るなど思惑通りに運ばず、金妍兒にリードを許した。
「2連覇を目指している」とはっきり口にした天才少女は「調子が良かったらトリプルアクセルを2回入れる」と、フリーでの逆転を誓った。(神戸新聞夕刊から)

タンゴの哀愁を帯びた調べに乗って、赤と黒のコスチュームで滑った金妍兒が実力を伸ばした大人の演技で浅田真央をリードしたそうですが、演技構成の難易度では浅田真央を下回ったそうです。
しかし、各要素をきちんとこなして得点を引き出し、長い手足を生かした動きが音楽とも合い、60.86点でSPの自己ベストを更新したそうです。
フリーでは浅田真央ちゃんに頑張って貰って、是非2連覇を達成して貰いたいナ。