医療の進歩で“命の南北格差”は拡大する。

rirityan2006-03-09

ガン治療などの医療や老化防止研究が現在のペースで進み普及すれば、人間の平均寿命が2030年までに100歳前後になる可能性が高いとの予測を米スタンフォード大のシュリパド・トゥルジャパーカー教授(生物学)がまとめた。
ただし、恩恵は高価な先端医療を受けられる先進国に限られ、命の南北格差は拡大する見通しだ。
同大広報部が明らかにした教授の研究によると、世界各地の人口増加率や経済レベルのデータに、医療や老化防止の進歩と普及の予測を当てはめると、現在80歳前後の寿命は10年から30年にかけて飛躍的に延び、100歳前後に達すると推測出来ると言う。
しかし、進歩がめざましいがん治療や老化防止研究による医療を受けられるのは今後も豊かな国の人々に限られる見通し。
トゥルジャパーカー教授は、アフリカでエイズ問題が深刻化しながら高価な治療薬は先進国に偏在する現実を指摘し「こうした現状を変えなければ貧しい国は貧困の悪循環に陥る」としている。
米医学会には、先進各国では肥満問題が深刻化し、糖尿病罹患率の増加で今後、平均寿命は短くなって行くとの見方もある。(神戸新聞から)

幾ら長寿社会になっても、これからは健康とお金がなければ生きて行くことは出来ないのではないかな?
年金はどんどん下がって行くし医療費は上がる!おまけに取れる所からは搾り取る小泉政権の改革(改悪)政策で少ない年金から税金は搾り取られる。
貧富の格差がどんどん広がって行く中で、長生き出来るのは一部の裕福層だけに与えられた恩恵だね。
トゥルジャバーガー教授も言ってるが、日本の庶民高齢者は貧困国の庶民と同じで、高い医療費が払える人は少ないのではないか?
ま、ボクは100歳までも生きたいとは思わないけどネ!天から与えられた命がある限り、健康で楽しく生きられたらこれほど嬉しいことはないと思うよ。

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