六甲山のアジサイも色づく
梅雨前線の北上に伴って兵庫県では15日未明から雨が降り始め、8日の梅雨入り以来、まとまった降雨は初めてで、いよいよ梅雨本番に入った感じです。
午前中はシトシト雨だったけど、昼過ぎから雨脚が強くなり、夕方のこの時間はかなり激しく降ってます。
この雨で神戸の六甲山にある市立森林植物園では、5万株のアジサイが色づき始めたそうですよ。
25種350品種が植わってる園内では「シチダンカ」やヤマアジサイの仲間が見ごろを迎えている。開花は今月下旬がピークと言う。
一方、神戸海洋気象台によると、15日夕方にかけて雷を伴う激しい雨が予測され、同気象台は強風や高波への注意を呼びかけているそうだ。
強い雨は県南部を中心に降ると見られ、16日午前6時までの総雨量は平均40ミリ、多い所で80ミリに達する見込みで、その後天気は回復するそうです。
森林植物園・森からのたより
写真は園内で撮影したシチダンカの映像です。
ヤマアジサイの仲間で10〜15枚の水色又は濃青色の飾り花のうち、外側のものは楕円形で大きく、内側にいくほど小さく星型に重なり合った美しい花です。
幕末、オランダの医師シーボルトが帰国して著わした「フローラ・ヤポニカ」(日本植物誌)の中で紹介されています。
その後、日本人の誰もその実物を見たことがありませんでした。昭和34年(1959年)、室井博士によってシチダンカであることが確認されました。シーボルトの発見以来、実に130年あまり「幻の花」であったわけです。
あじさい園で今見頃を迎えています。
全体でみると色づいているあじさいは少ないのですが、このシチダンカは見頃を迎えています。(森からのたより)から。
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