松井秀 4打数1打点 4ヶ月復帰戦

rirityan2006-09-13

プレー中に声援に応えるのは好きじゃない。ただ、5万人を超える観客の拍手と歓声が鳴りやまず、次打者も球審も待っているのでは、応えざるを得ない。6回1死、中前打で一塁に立った松井秀は、髪を直すように軽く右手でヘルメットを取った。これがこの日4本目の安打だった。


4打数4安打の復帰戦は、1回の適時打で始まった。1死一、三塁、カーブにやや泳ぎながら、打球を中前に落とした。「真っ白な気持ちで打席に立って、自分がどうなるのか楽しみ。グラウンドに立つ以上、調子がいいとか悪いとか関係ない」。そう言って臨んだ打席で結果を出した。


第2打席からは強い当たりが続いた。先頭打者の3回は151キロをライナーで右に打ち返した。4回も151キロを中前打すると、6回はチェンジアップを中前打。8回は四球を選んだ。


リハビリ中の7月、調整計画について「個人的にはマイナーでやり込むより、メジャーの試合に早く出たい」と話していた。今月初めに調整のため出場したマイナーリーグ4試合で計3安打だった。それがメジャー復帰戦で4安打。必要なのは、やはり大リーグという舞台だったようだ。(ニューヨーク共同)

松井選手の復帰戦おめでとう。これからも日本の野球少年・高校球児たちのためにも範となって頑張って下さい。
スポーツ選手は怪我が命取りになるので、これからも身体を鍛えて怪我をしないように、メジャーリーグで名を残して下さい。

さらば日本野球―アメリカを目指した男たち

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