交渉には出席・日常的に市役所へ
病気を理由に5年余りで8日間しか出勤していなかった奈良市環境清美部の男性職員(42)が、この期間に部落解放同盟の幹部として市側との交渉に何度も出席していたことが20日、分かった。
市人事課は「職員との認識はなかった」とし、解放同盟側は「退職していると思っていた」としているが、市のずさんな人事管理が問われそうだ。
市人権・同和施策課などによると、職員は2001年9月、部落解放同盟奈良市支部協議会の副議長に就任。市長らが出席する年1回の全体交渉のほか、課題別の交渉や協議のため、日常的に市役所に来ていた。
同課は「既に退職していると聞いていた。病気をしているように見えなかった」と話している。
人事課が今月、職員に「(病気休暇は)虚偽の申請ではないか」とただすと、「そのように受け止められても仕方ない。反省している」と答えたという。(共同通信)
氷山の一角ですね!公務員にモラルはないね。役所も自分の懐は痛まないから平気だ。持ちつ持たれずで税金を食い物にしているのは奈良市だけではないぞ。
遅々として進まぬ役所の改革に、税金を納めている市民が怒らないのが不思議だ。
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