救いの綱「一犬」落着 崖っぷちで6日間立ち往生

rirityan2006-11-23

徳島市眉山の急斜面にある土砂崩れ防止用のコンクリート製壁のくぼみ(高さ約50メートル)で、6日間にわたって動けなくなっていた犬を、市西消防署の隊員らが22日、ロープや安全ネットを使って無事救出した。
 17日に住民から同消防署に連絡があり、隊員が21日、網で捕獲しようとしたが、中断していた。


 この日は、隊員ら17人で作業を再開。隊員が網を伸ばすと、犬は用意した安全ネットの上に落ちて無事保護され、見守っていた100人を超す住民から歓声が上がった。


 犬は生後約6か月の雑種で、徳島県動物愛護管理センターが保護。全国各地から「引き取りたい」との申し出が50件近くあるという。(読売新聞)

我が家にも愛犬が居るので、テレビ放映される救出劇をハラハラしながら見守っていたけど、無事に救出出来てホットとしています。近くでは群れを共にしていたと見られる野犬たちが心配そうに消防隊員の救出劇を見守っていたね。
6日間も飲まず食わずで体力は相当に消耗していると思うけど、早く元気になって良い人に貰われて幸せな犬生を送って欲しいね。


考えて見ると人も動物も強運と言うものはついて廻るようだね。あの犬も土砂崩れ防止用のコンクリート壁に落ちなければ、これからも心配そうに見守っていたあの野犬の群れと行動を共にしながら一生を終わる所だったけど、救出劇のお陰で人に飼われて何の不自由もなく幸せな一生を送ることであろう。
しかし、それは人間が思うことであって、犬にとっては今までのように仲間と一緒に自由に暮らすのと、人間に飼われてある程度の束縛をされながら暮らすのとではどちらが幸せかな?
何はともあれ動物愛護の観点からも、野犬も救出された犬も幸せな一生を送ってくれることを祈ります。
日本も近年は殺伐とした事件が多いけど、世界から見ればまだまだ平和なのかな?。

小さな命を私は救いたい―動物愛護運動・8の方法 (どうぶつタマコロ文庫)

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