追突の男が飲酒運転で懲戒免職

rirityan2006-08-27

追突した車を運転していた、福岡市の西部動物管理センター職員今林大容疑者(22)の逮捕を受け、福岡市の中元弘利・副市長が26日会見し、「亡くなられた3人のお子さん、ご家族に心よりおわび申し上げます」と陳謝した。
 市は、今林容疑者が事故を起こす2日前の23日、飲酒運転をしないよう全職員にメールで通知したばかりで、中元・副市長は今林容疑者に関し、「懲戒免職は当然」と語った。

 市によると、今林容疑者の働きぶりはまじめで、センターには事故車両とみられる乗用車で通勤。事故当日も午前8時前に車で出勤し、午後5時に定時退庁した。

 職員の不祥事が相次いだため、福岡市は2004年2月、「懲戒処分の指針」を策定。ひき逃げや、飲酒運転で死亡または重い傷害を負わせる事故を起こした場合は「免職」と定めた。市によると、05年度には飲酒事故で3人が、今年度は2人がそれぞれ停職処分を受けている(読売新聞)

何とも痛ましい事故だ!橋の上から14m下の海に転落した直後、助手席側の窓から脱出した奥さんは、4度も沈み行く車に潜り込んで3人の子供を助けようとしたそうだが、3人とも帰らぬ人となってしまった。
加害者は職場では真面目な勤務態度で「模範的な職員」と評価されていたようだが、退庁後の気の緩みが飲酒運転に繋がったのかな?


スピード違反や飲酒での大事故が起こる度に罰則が強化されてるけど、スピード違反や飲酒運転は一向に減らないような気がする。飲酒やスピード違反の重大事故は被害者だけではなく、加害者の人生も駄目にしてしますので、絶対にやってはいけないことだ。「飲むなら乗るな、乗るなら飲むな」今一度肝に銘じよう。

重大事故の舞台裏 (日経ものづくりの本)

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